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善玉菌を増やす甘酒で、腸のトラブルを解決

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最近、健康や美容のために甘酒を飲んでいる女性が増えています。書店には、甘酒の効果や効能、レシピを紹介した書籍が並び、スーパーでは、すぐに飲めるパック入りの甘酒が売られています。

甘酒は、季節を通じて、日本人の食生活に溶け込んでいます。
甘酒は栄養価が高く、「飲む点滴」といわれ、夏バテや食欲不振の際に、手軽に栄養補給するための知恵として摂り入れられてきました。
また、甘酒には「冷え性を予防する」効果があります。甘酒に生姜を入れて飲むと、冷え性が改善され、体が芯から温まります。就寝前に、適量を飲むことで、安眠効果も得られるようです。

さらに、甘酒の優れた作用として、「お腹の調子を整えてくれる」ことが挙げられます。甘酒に含まれる食物繊維、ミネラルが、腸内環境を整えてくれるのです。その結果、調子がよくなり、長年悩んでいた便秘を改善することができました。

ここでは、そんな甘酒の効果、お勧めの飲み方などをご紹介したいと思います。


⭐️食物繊維
甘酒には、食物繊維(しょくもつせんい)が含まれています。食物繊維も便秘解消に欠かせない成分です。

私たちの腸では食物繊維を分解し、そこに含まれる栄養素を吸収することはできません。一方で、腸内の善玉菌は、食物繊維を分解し、その養分をエサとして増えることができます。

善玉菌は、規則正しい消化・吸収や排せつを促す役割を担っています。その他、外からやってくる外敵から身を守り、ストレスに負けない心と体を維持してくれます。善玉菌には、ビフィズス菌や乳酸菌などの種類があります。

甘酒に含まれているオリゴ糖は、善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やす効果があるとされています。

成人男性にオリゴ糖を用いた実験では、優れた効果が実証されています。

成人男性に、毎日一定量のオリゴ糖を摂取してもらい、摂取前と摂取中・摂取後の便と腸内フローラを調べました。その結果、オリゴ糖を摂取している間は、腸内のビフィズス菌が増加し、便に含まれる水分が80%あり、「適度な硬さの便」になったことが報告されています。

このように、オリゴ糖は善玉菌のビフィズス菌を増やすことで腸内環境を整え、水分を含んだ「健康的な便」をスルリと出してくれる効果があります。

食物繊維には水に溶けない不溶性食物繊維(ふようせい)と、水の溶ける水溶性食物繊維(すいようせい)があります。
甘酒に含まれる水溶性と不水溶性の食物繊維により、「善玉菌を増やす効果」と「デトックス効果」を同時に得ることが期待できます。


⭐️甘酒の基本レシピ

材料と作り方
*酒粕で作る甘酒
1. 酒粕100g、お湯(水)100mlを鍋に入れます
2. 加熱しながら、酒粕が溶けるように混ぜます。好みで、ショウガ、少し砂糖を加えて混ぜます
作るときに砂糖は入れず、飲む時に好みで入れることもできます
3. 一煮立ちして、酒粕の塊がなくなってきていたら完成です
完成した後、酒粕の塊が木になる(塊が苦手)場合は、ミキサーやブレンダーを使うと良いです。

*米麹で作る甘酒(炊飯器)
1.おかゆを炊飯器で作ります。
2.おかゆができたら、手で触れるくらいの温度まで冷まします。
(発酵に適した温度は40〜50度くらいです)
3. おかゆが適温まで冷めてきたら、おかゆと同量の米麹を入れます
4. おかゆと麹を混ぜ合わせて、布巾をかけて炊飯器の蓋を開けたまま保温します。(保温機能で温度が上がりすぎないように注意します)
5. 8時間前後で甘酒が完成します。
完成した甘酒は、おかゆと麹なので、粒が残っている部分も多くあります。粒が苦手な方は、ミキサーやブレンダーを使用するとなめらかな甘酒になります。

麹で作る甘酒はヨーグルトメーカーで作ることもできます。
作りやすい方法でぜひ試してみてください。


⭐️オススメの飲み方
私は冷え性なので、冬は就寝前に甘酒を飲みます。
*基本の甘酒
甘酒100ml、少しお湯で薄め、生姜を入れます。
レンジで1分加熱したら出来上がりです。
甘酒と生姜で体の芯からポカポカして、よく眠れます。お湯の代わりに豆乳を入れても美味しいです

夏にオススメ
*甘酒豆乳スムージー
豆乳100ml
甘酒50ml
お好みの果物(バナナ、イチゴ、オレンジなど)
氷2個
全ての材料をミキサーに入れて30秒ほどで完成です。
最近の私のオススメは、春に安くなったイチゴを大量に購入し、冷凍しています。
他にも、バナナは1〜2cmでカットしジップロックで冷凍保存しています。
この冷凍フルーツを使えば、氷なしで濃厚なスムージーが完成します。
夏の朝にはぴったりです。

*いちご甘酒シェイク
甘酒100ml
水または豆乳50ml
イチゴ
材料をミキサーにかけて完成です。

ただし、冷たいものの飲み過ぎには注意が必要です。
なぜなら、冷たいものを飲むと腸が冷えてしまいます。腸が冷えると免疫機能の働きが低下します。
また、消化酵素が働きやすい環境は40度くらいだからです。そのため、腸の消化吸収機能、免疫機能を低下させないためにも、冷たいものの飲み過ぎには注意しましょう。できれば常温程度のものが好ましいですね。

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